関内司法書士事務所BLOG

今日は「無駄なく効率的に」と考えるのはNG

20190529

 遺産承継業務で、明日は、自動車の引き取りの立会に、午後、遠方地へ(遠方と言っても電車で1時間半くらいなもの)。書類(遺産分割協議書その他、戸籍謄本等および譲渡証明書や委任状等)は、引き取り業者へ送付しました。

 それはそうと、昨年からの継続案件。親族間で、土地・建物の売買をしたが、建物の方が実態上、滅失しており、未登記建物が建っているということであった。売買の対象としては、当事者には悪気はないですが、その滅失してしまっている建物になっている(当事者の主観は、未登記建物のようでしたが)。そのため、建物については、滅失登記及び表題登記を、土地家屋調査士に依頼をしていただくことにしました。

 なかなか、大変な手続だったようで、その登記が完了したのが今年に入ってからになりましたか。その結果報告をもって、あらためて登記原因証明情報等を作成したりなどしたのですが、前提として、住所変更登記が必要なわけですが、住民票でつながりが取れない(行政は改正前住民票を閉鎖するのが早い)。

 諸々と条件を整えるのに多くの時間がかかってしまいましたが、ようやく書類を、依頼主に発送できました(第2弾もあるのですが、それは今回の第1弾目の登記を終わらせてからになります)。早く、一連の登記を完了させたい。

 その他、相続財産管理人としての仕事として、戸籍謄本等を請求し、また、死後事務として戸籍謄本等も請求した。これらは正直、報いのない仕事なんですが、司法書士としては、やっていかないといけない仕事。がんばるしかないですね。