後見案件で、困ることの一つとして、相続人との連絡が取りづらい状況にあるというのがあります。理由は、相続人が一方的に悪いわけではなく、本人が良くない場合もあろうかと思います。少なくとも私が担当した案件では、本人が良くない場合であることが多いのですが、どちらがどうっていうことより、「連絡が取りづらい状況」であること自体、後見人(であった身)としては困ることになります*1。
そんなふうに思っているわけですが、ある案件で、そろそろ決着をつけたい案件があります。明日は別件で時間がないので週明けになりますが、家裁への状況報告書の提出と同時に相続人に対して通知をすることにしました*2。
なぜ、連絡が取れなくなってしまうのだろうか。私はとても不思議です。親族・相続人であるという関係性があるというのに、互いにまったく無関心になってしまわれる。世の中、どんどんそうなっていってしまうのだろうか。
「これは核家族化社会というより孤立無援化社会の兆候だ。」
といっても過言ではないのではないだろうか。
とせめてブログでぼやいておく。