関内司法書士事務所BLOG

今日は「無駄なく効率的に」と考えるのはNG

20240415

 法務局への電話が、なぜか私の事務所にかかってきた朝。今週は、間違い電話からスタート。当然、その電話の主は「間違てた」と(誤りもせず)電話を切られました*1

 なぜ、間違えられたのかも分からないのですが、考えてもモヤモヤするだけなので、通常業務に専心。今朝は、後見業務で本人宅訪問*2

 午後は、定款認証と不動産申請2件と商業登記1件*3。今月も、バタバタしています。

*1:せめて、すみませんくらいは言って欲しい

*2:ついでに、本人がお世話になっている茶屋に顔を出し、挨拶も致しました

*3:その他、死後事務の対応も有り

登記原因etc(本人・意思確認etc)

 ある不動産について、会社の代表が退職するにあたり、退職金を支給するのと同時に、会社名義の不動産を代表名義にしたいとのご相談がありました。ただ、相談時は、その登記原因は「売買」と言われておりました。

 しかし、深く会社様と退任される代表者に事情をお伺いしたところ、「売買」ではなく退職慰労金の一部として会社名義の不動産を代表者に給付したいとの確認が取れました。税理士にその旨をお伝えし退職慰労金の給付に関する株主総会議事録を確認させていただきました。

 当初、言われるがままに「売買」で登記申請をしていたらと思うとヒヤリとしました。当事者の本人確認だけではなく意思確認も非常に大事であると痛感しました。

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読書

 海底二万里は非常に面白い物語です。現在は下巻を読んでいます。そろそろクライマックスというところまで進みました。海底二万里は物語が面白いのに加えて、相当な量の知識・情報が盛り込まれていて、作者のジュールヴェルヌの凄さも感じます。

 何度も読み直したいところではありますが、ひとまず、海底二万里にこだわらず、次の書物に手を伸ばしたい。次は何を読もうかなぁ・・・

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準拠法(EU相続規則)

 欧州連合(EU)諸国においては、「相続事件における管轄、準拠法、裁判の承認及び執行、公文書の受領及び執行、並びに欧州相続証明の導入に関する2012年7月4日の欧州会議・理事会規則」(EU相続規則)が施行されているそうです(2015年8月17日)。

 日本の通則法*136条では「相続は、被相続人の本国法による」とされていることから、被相続人が、例えばドイツ人である場合には、EU相続規則が適用されることになります。当該EU相続規則の第21条1項には「この規則において異なる定めがなされていない限りにおいて、全体として死亡による権利の承継は、被相続人がその死亡時にその常居所を有していた国の法に服する」と規定されてるようです。また「この規則によって指定された法は、それが加盟国の法でない場合でも、適用されなければならない」としています。

 そのため、被相続人であるドイツ人の死亡時の常居所が日本であった場合には、日本法が準拠法となるのだそうです。

(以上、「(著 特定行政書士 岡田忠興、税務経理協会、令和3年3月25日初版)参照」

 

ひとまず、以上をよく覚えておきたい。

例外としては「死亡時に常居所があった国よりも明らかにより密接な関係を有していた国がある場合には、その国の法律を適用する」(EU規則21条2項)とあります。つまり、その「明らかにより密接な関係を有している国」が例えば「ドイツ」の場合は、ドイツの相続法が適用されることになるそうだ*2

 

*3

*4

*1:法の適用に関する通則法

*2:ドイツの法定相続制度は、日本のそれとはだいぶ異なります。ややこしくなるので、このブログでは伏せておきます。関心のある方は国際私法を学びましょう。情けないことに、私は仕事で必要な個所だけ摘まみ食いするくらいしかできません。

*3:今の僕にはピンポイントで役に立ちました

*4:勢いあまって購入してしまいましたが、いつか役に立つことがあろだろうか

時間を上手に使いたい

 火曜日。忙しくなるだろうけど、比較的事務ワークに専念できそうだ。でも時間は限りがあるので、上手に使いたい。例えば登記や役所回りなど昼間にやっておきたいことを優先して、夕方以降でも良いことは夕方に回すといった風にしよう。午前中は少し相談者の対応があるので、まずはその時間帯に登記申請などしておこう。役所回りはその後で、その後も事務ワークがあるだろう。そのため事務所での仕事はまた遅くなる見込み。

 水曜日は午後外出予定があるけど、その時間帯以外は事務ワークに専念できるかもしれない。外出先は事務所から遠からず近からずという場所。それなりに時間が必要であることは確かなこと。やはり時間を上手に使いたい。

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4月だってすぐ終わる

 いつからか月日が経つのが異常に速く感じる。遅くとも昨年の3月頃からは、1か月過ぎるのがあっという間に感じられてきた。業務が落ちついてきたら、きっと元の感覚に戻るだろうと思いきや、ありがたいことに、忙しい日々が続いている。仕事に直結する問い合わせばかりではなく、営業も受けることが多々あり、営業については、まともに対応できないことがあって申し訳ない気持ちも出てきています。

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読書

 電車での通勤時間、帰宅時間は読書をするようにしています*1。毎日少しずつ読み続け、ようやく海底二万里(上巻)を読み終えたので、次は下巻に入ります。どんなふうに物語が展開していくのか非常に楽しみです。

 海底二万里の後は、「テッペンを獲ろうか。」を読みたい。著者の小澤辰矢さんのことはYou tubeで知りました。ある動画を見て、小澤辰矢さんが非常に魅力的な人に思え、書籍を発表されるということで、下記の書籍を予約注文しました。そちらも早く読みたいですね。

 

 

*1:よほど脳みそが疲れている時は、読書はできませんが