関内司法書士事務所BLOG

今日は「無駄なく効率的に」と考えるのはNG

信託など

 最近、私は「家族信託」「民事信託」に関心が強まっていて、一般社団法人民事信託センターに加入し、信託の基礎から学び直すことにしました。正直なところ、私自身も信託は難しいという感覚が否めないのですが、学習できない分野ではないとも思っていて、要は、「信託」が本当に、財産管理等の手段として有用なのか否かを見極めていきたいという思いに駆られているのです。

 後見業務に力を尽くしてきました。今後もそのスタンスは変わらないと思います。ただ後見業務をしながらも、やはり、認知症等が進む前に、ご自身の財産のことをご自身の「意思」に従って決めておられていれば、成年後見人等として就任し業務を遂行していくうえでも、重要な指針になるのだろうなと感じているところです。

 それは公正証書等遺言や任意後見のこと、それから死後事務委任契約などだけではなく家族信託も有効なツールになるのだろうと思うようになってきたところです。

 時間をかけて信託について学習を進めていこうと思う。